生ごみの水切りにご協力ください~今日から始める!ごみ減量化~
生ごみの水を切る理由~生ごみの約70%は水分です~
環境負荷低減のため
地球温暖化は猛暑などの気候変動や大規模自然災害の発生要因とされていることから、その原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量の抑制が求められています。本市においても主体的に二酸化炭素排出実績ゼロに取り組むため、令和3年10月に「桶川市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。
二酸化炭素を抑制することのできる取り組みの一つとして「ごみの減量化」があります。生ごみの水切りによりごみ量が減ることで、ごみ収集車の収集回数や走行距離が減少し、より効率的な収集が期待できることから、ごみの収集運搬に伴う二酸化炭素の発生抑制につながります。
また、生ごみに含まれる水分が少なくなることで、ごみ処理施設におけるごみの焼却時間短縮も期待できるため、その抑制につなげることができます。
ご家庭内の生ごみの臭いが抑制されるため
生ごみから出る臭いの主な原因は雑菌です。酸素のない状態を好む雑菌が、生ごみを分解するときに有害物質を発生させ、これが悪臭の原因になるといわれています。
雑菌が生ごみで活発に活動する原因の一つは、生ごみに含まれる水分量が多いことが挙げられます。生ごみの約70%は水分であり、雑菌が繁殖しやすい状況であることから、雑菌が活発に生ごみを分解して腐敗を早め、臭いの原因となります。そのため、生ごみの水切りを行うことにより、臭いの抑制につなげることができます。
ごみ処理費用抑制に効果的であるため
本市のごみ処理施設は老朽化に伴い稼働を停止しており、燃やせるごみの処理を近隣自治体や民間施設に委託しているため、ごみ処理に要する経費が増大しています。
また、桶川市では年間約13,000tの「燃やせるごみ」が排出されております。一般的に、家庭から出る「燃やせるごみ」のうち、約40%は生ごみで、その生ごみの水分量は約70%と言われていることから、桶川市の「燃やせるごみ」には年間約3,600tの水分が含まれている計算になります。
ごみ処理経費はごみの重さに比例するため、生ごみの水切りを行うことにより、ごみ処理経費の抑制につなげることができます。
水切り3つのポイント
濡らさない!
野菜の皮などはできる限り洗う前に剥きましょう。
調理中に出る生ごみは、シンク内の三角コーナーなど濡れやすい場所に置かず、そのまま捨てましょう。
乾かす!
お茶がらやティーバッグは水けをしぼり、乾かしましょう。
水分量の多いものは、天日干しで十分乾かしましょう。
しぼる!
手でしぼることに抵抗がある方は、ペットボトル等による手作り水切り器や、不要になったCD等による水切りを行いましょう。
ペットボトル等で水切りを行ってみよう
ペットボトル編
用意するもの
※作業時の怪我に注意してください
ペットボトル(写真では2ℓのものを使用)
カッター
はさみ
ビニールテープ
作成方法
1.ペットボトルの先端に切れ込みを入れます
2.切込みからはさみ等を入れて切ります
こんな感じになります
3.カラーテープ等で切り口を補強し、完成。
使用方法
水切りネット編
1.水切りネットをペットボトルの穴に通します
2.「ぎゅ~っ」としぼります
三角コーナー編
三角コーナーに溜まった生ごみを上から「ぎゅ~っ」と押さえつけます
排出口かご編
排出口かごに溜まった生ごみを上から「ぎゅ~っ」と押さえつける
CDやDVD編
用意するもの
不要になったCDやDVD
使用方法
1.水切りネットをCDの穴に通します
2.「ぎゅ~っ」としぼります。
生ごみの水を切ると、ごみの減量化に大きな効果があります。
ご協力をお願いいたします。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
環境対策推進課 ごみ減量化・施設整備調整係
住所:桶川市泉1丁目3番28号
電話:048-657-8884(直通)048-786-3211(代表)
ファックス:048-786-3740
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2022年11月25日