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チャドクガについて

更新日:2016年09月21日

チャドクガにご注意ください!

チャドクガの生態

チャドクガは、お茶の木、ツバキ、サザンカなどの葉に卵を産み、卵が孵化し幼虫(毛虫)になると、集団で生活します。幼虫がサナギになるとその表面やマユに毒針をつけ外敵から身を守り、羽化すると体長が20~25ミリほどの成虫(蛾)になります。チャドクガは、幼虫ばかりではなく脱皮殻やサナギ、成虫、卵、全ての段階で毒針をまとっているため注意が必要です。発生時期は4月から10月にかけてとなっています。

 

チャドクガの駆除方法

チャドクガを駆除するには、卵の段階で除去するか、幼虫がまだ小さくかたまっているうちに葉ごと切り取って除去するのが効果的な方法です。幼虫が大きくなり樹木全体に広がってしまった場合は、家庭用殺虫剤や園芸用殺虫剤を散布すると効果があります。チャドクガを駆除する際には、直接触れないように注意してください。

 

チャドクガにさされた時の症状

さされた直後より少し時間がたってから、主に露出部から症状が出はじめ小型の紅い丘疹が集まって出てきます。軽い痛みと激烈な痒みを伴い、擦ったり、かいたりすると症状が悪化します。

治るまでに10日から2週間ぐらいはかかります。

庭のツバキやサザンカの葉に良く寄生しますので、特にこれらの木の手入れをした後や近くに寄った時には注意が必要です。

 

さされた時の対処法

皮膚についたチャドクガの毛をセロテープ等で取りその後よく洗い流します。

人によって感受性に個人差があるので受診時期については一概に言えませんが、痒みが治まらない時は皮膚科を受診してください。休診等の場合は内科、小児科等を受診してください。

市販の薬では効果は殆んどありません。

チャドクガの毛虫
チャドクガ
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