常設展示紹介
台地と道
展示室全景
桶川市は、広大な関東平野のほぼ中央にあたかも島のように独立した大宮台地にあります。
この台地上の立地が、原始古代から現代にいたる桶川の歴史と文化を作ってきました。そして、台地を貫く道は南北を結び、東西の物と文化が行き交いました。
「台地」にくらした人びとによって生み出された文化と、「道」を通った人びとによってもたらされた文化の出会いが、ここ桶川の文化をより豊かなものへと育ててきました。
(注釈)展示替えなどに伴い、下記の資料が展示されていない場合があります。
展示資料の詳細につきましては、歴史民俗資料館までお問合せください。
1.台地とともに
ミミズク土偶(後谷遺跡出土品)
高井遺跡集落復元模型
旧石器から古墳時代にかけての、大地の自然とともに生きた人びとの暮らしを紹介します。
大宮台地の立体模型を用いた映像展示、国指定重要文化財である後谷遺跡出土品などを展示しています。
2.拓かれゆく台地
富寿神寶(宮ノ脇遺跡出土品)
木造阿弥陀如来坐像(複製)
古代の大集落である宮ノ脇遺跡や市内で見つかっている城館跡などを取り上げ、古代から中世にかけての桶川の様子を紹介します。
国指定重要文化財である木造阿弥陀如来坐像のレプリカ、市内で出土した板石塔婆などを展示しています。
3.街道と台地のくらし

桶川宿商家店先絵馬
中山道桶川宿街並み模型
桶川市の歴史で欠かすことのできない桶川宿と紅花を中心に、近世桶川のあゆみを紹介します。
桶川宿町並み模型を使ったデジタル展示、市指定文化財の桶川宿古絵図の複製などを展示しています。
受け継がれる民俗

映像展示
体験学習室展示風景
桶川市内に数多く伝承されている芸能や祭りなどの民族行事を、大型スクリーンに投影して臨場感あふれる映像で紹介します。
また、昔の農家住宅を模して造られた体験学習室では、古くから伝えられてきた生活文化などを実際の体験講座を通じて学ぶことができます。
主な体験講座:べに花染め体験、昔の暮らし体験など
- この記事に関するお問い合わせ先
-
歴史民俗資料館
住所:桶川市川田谷4405-4
電話:048-786-4030
ファックス:048-786-4031
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2025年02月19日