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自殺予防~一人ひとりができること~

更新日:2026年03月01日

かけがえのない命を大切に

自殺の現状

全国では毎年、約2万人が自ら命を絶っています。桶川市でも毎年、尊い命が自殺で失われています。自殺者の総数は減少傾向にありますが、近年、こどもの自殺者数が増加傾向にあります。

自殺は追い込まれた末の死

自殺の背景には、精神保健上の問題だけでなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な社会的要因があります。自殺の多くは、様々な悩みが原因で心理的に追い詰められ、自殺以外の選択肢が考えられない状態に陥ったり、社会とのつながりの減少や生きていても役に立たないという役割の喪失感から、また、与えられた役割の大きさに対する過剰な負担から、危機的な状態にまで追い込まれた結果、起こります。

自殺は、個人の自由意思や選択の結果ではなく、その多くが「追い込まれた末の死」ということです。

 

死にたいと考えている人も、心の中では「生きたい」という気持ちとの間で激しく揺れ動いており、不眠や原因不明の体調不良など、自殺の危険を示すサインを発していることが多いとされています。このようなSOSのサインに周囲の人が気づき、声をかけることが自殺予防につながります。

 

あなたやあなたの周りに、こんな様子はありませんか?

眠れない、食欲がない、口数が少なくなったなど、あなたや大切な人の様子が「いつもと違う場合」…

もしかしたら、悩みをかかえていませんか?

体調不良、過重労働、借金、死別体験、学業不振、引っ越しなど、生活の「変化」は悩みの大きな要因となります。昇進や出産など、他人には一見幸せそうに見えることでも、本人にとっては大きな悩みになる場合があります。

自殺の危険因子と防御因子

危険因子と防御因子を確認することは、自殺の危険を判断するのに役立ちます。

【危険因⼦(⾃殺につながりやすい因⼦)】

  • 過去の⾃殺企図、⾃傷歴
  • 喪失体験(⾝近な人との死別体験など)
  • 苦痛な体験( いじめ、学業不振、家庭問題など)
  • 職業や経済問題(失業、多重債務など)
  • 生活問題(出産前後の心身不調、生活苦など)
  • うつ病などの精神疾患や⾝体疾患
  • ソーシャルサポートの⽋如 (⽀援者不足や社会制度が活⽤できないなど)
  • ⾃殺企図⼿段への容易なアクセス 
  • ⾃殺につながりやすい⼼理状態 (絶望感、衝動性、孤⽴感、悲嘆など )
  • 望ましくない対処⾏動 (飲酒や薬物乱⽤など)
  • 危険⾏動 (自暴自棄な行動をとるなど)

【防御因⼦(⾃殺を防ぐ因⼦)】

  • ⼼⾝の健康 
  • 安定した社会⽣活(良好な家族・対人関係、充実した生活、経済状況、地域のつながりなど) 
  • 社会制度や医療福祉サービスの活用
  • 適切な対処行動(信頼できる人に相談するなど)
  • 周囲の理解 (本人を理解する人がいる、偏見をもって扱われないなど)
  • ⽀援者の存在

気づいてください こころのSOS

こころの病気は誰にでも起こるものです。

次のようなサインが出ていることに気がついたら、一人で悩まないで、早めに専門家に相談するようにしましょう。

  • 気分が沈む、憂うつ
  • 何をするのにも元気が出ない
  • イライラする、怒りっぽい
  • 理由もないのに、不安な気持ちになる
  • 気持ちが落ち着かない
  • 胸がどきどきする、息苦しい
  • 何度も確かめないと気がすまない
  • 周りに誰もいないのに、人の声が聞こえてくる
  • 誰かが自分の悪口を言っている
  • 何も食べたくない、食事がおいしくない
  • なかなか寝つけない、熟睡できない
  • 夜中に何度も目が覚める

あなたの周りの「SOS」のサインに気がついたら・・・

ゲートキーパーになろう!

ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけてあげられる人のことです。特別な研修や資格は必要ありません。誰でもゲートキーパーになることができます。

身近な人や大切な人が落ち込んでいたら、とても心配になります。少しでも元気になってもらうために「何かできることがないか」、でも「何をしたらよいかわからない」と悩んだことはありませんか?

そんな時は勇気を出して、まずはやさしく声をかけてみることから始めてみましょう!

その行動こそが「ゲートキーパー」の第一歩です。悩んでいる人にとっては、大きな支えとなります。

ゲートキーパーの4つの役割

変化に気づく…家族や仲間の変化に気づいて声をかける

じっくりと耳を傾ける…本人の気持ちを尊重し耳を傾ける

支援先につなげる…早めに専門家に相談するよう促す

温かく見守る…温かく寄り添いながらじっくりと見守る

誰でもゲートキーパー手帳

ゲートキーパーとして悩みを抱える人の支援を行う時に必要なポイントをコンパクトに紹介した手帳です。 印刷したものを折りたたんで常に持ち歩けるサイズになっており、取り出して見やすいようにまとめてあります。 支援が必要な人のご家族や友人を含め、多くの方にご利用いただきやすくなっています。

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

健康増進課
住所:桶川市鴨川一丁目4番1号
電話:048-786-1855
ファックス:048-786-0096

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