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令和元年度施政方針(要旨)

更新日:2019年05月07日

市民の皆様から信託を頂き、市政2期目の重責を担わせていただいてから、折り返しとなる3年目を迎えようとしております。多くの市民や議会の皆様の御指導、御協力を頂きながら、職員と一丸となって全力でまちづくりに取り組んでまいりました。

今年度は天皇陛下の御退位と皇太子殿下の御即位により、平成という時代から、令和という新たな時代がスタートする年になります。

平成という時代の30年を振り返ってみますと、時の流れの速さに驚かされます。インターネットやスマートフォンといった情報通信技術は目覚ましい発展を遂げ、さらにAIなどの人工知能は、私たちの生活や仕事において欠かすことができないものとなりました。経済面では、バブル景気で始まり、その崩壊と空白の20年、そしてリーマンショックを経て、現在、景気はようやく回復基調にあると言われるようになりました。そして、甚大な被害をもたらした阪神・淡路大震災や東日本大震災などの震災や、2000年代以降頻発する豪雨災害への対応から、防災対策の重要性や災害ボランティアの必要性について、改めて再認識させられた時代でもありました。

改めて本市の歴史を振り返りますと、現在の発展は、中山道の宿場町の時代から脈々と続く先人たちのたゆまぬ努力の礎の上にあるのだということに思い至ります。これからの時代には、少子高齢・人口減少という、これまでに経験したことのない大きな課題がございますが、先人たちが大切に築き上げてきた歴史ある桶川の発展のため、様々な困難や課題に対しても未来志向で努力と挑戦を積み重ねながら「夢と希望を未来につなぐまちづくり」を進めるため、力の限りを尽くす所存でございます。

今年度の市政の運営に当たりましては、厳しい財政運営が見込まれる状況にあっても、「桶川市第五次総合振興計画」の実現に向け、必要な施策をスピード感を持って展開していかなければなりません。

そのため、当初予算の編成に当たりましては、中長期的な施策展開を見据え、5つの重点分野として「こどもが輝き、安心して子育てができるまちづくりの推進」、「高齢者が健康でいきいきと暮らせるまちづくりの推進」、「安心安全で利便性の高いまちづくりの推進」「にぎわいや活力に満ちあふれる元気なまちづくりの推進」及び「大規模プロジェクト事業の着実な推進」を位置付け、優先的に予算措置を講じるものでございます。

市民の皆様におかれましては、市政に対しますより一層の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げ、私の施政方針といたします。

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