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”克”動報告(令和5年9月)

更新日:2023年09月06日

下から撮ったリュウゼツランの様子

去る7月24日(月曜日)、桶川市北2丁目の臼田正行さん宅に咲いた「リュウゼツラン」を見に行きました。
リュウゼツラン(竜舌蘭)は、メキシコや中南米の熱帯地域で自生する多肉植物で、アロエを大きくしたようなトゲのある大きな葉が茂り、葉の形が竜の舌に似ていることから「リュウゼツラン」と いう名が付いています。また、数十年かけて成長し、花が咲く前に突然一気に花茎が数メートルも伸び、一度だけ花を咲かせて枯れてしまう儚い植物です。 臼田さん宅のリュウゼツランは、5月頃から花茎が一気に6メートルくらいまで伸び、7月15日頃に下の方の蕾から黄色い花が咲き始めました。
昨年お亡くなりになった奥様の富美子さんが1957年に結婚した際に持参した、小さな鉢植えのリュウゼツランを庭に植え、ご夫婦で水やりをしながら 成長を見守ってこられたそうです。
この度64年の時を越えて初めて花を咲かせたリュウゼツランを見上げながら、臼田さんが「妻も天国から見て喜んでいると思う」とお話されていた姿に胸がとても熱くなりました。
リュウゼツランを知っていた近所の方々も珍しい花を見ようと臼田さん宅を訪れ、リュウゼツランを通じて地域のふれあいの輪が広がりました。

リュウゼツランの前でリュウゼツランを育てた臼田さんと市長が並んで記念撮影をしている様子
リュウゼツランの花を上から撮った様子
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