”克”動報告（令和4年10月)

去る8月23日（火曜日）、大規模改修を終え、9月1日からリニューアルオープンした「地域福祉活動センター」の竣工式・内覧会が行われました。

地域福祉活動センターは、平成3年に社会福祉協議会（社協）が建設し、約28年間社協が管理運営してきましたが、老朽化が激しくなってきたことから、平成30年に桶川市が社協から無償譲渡を受け、令和元年から大規模改修を行ってきました。

この度のリニューアルを機に、あらゆる相談が一体的に受けられる「福祉総合相談窓口」を新設し、ここでは、様々な分野の専門職がワンフロアに居るため、多様な福祉ニーズに対して専門職が相互に連携して対応することができます。

また、桶川北本伊奈地区医師会による「在宅医療連携センター」と「訪問看護ステーション」が新たに設置され、医療関係の専門的な相談など、複雑多様化する福祉ニーズに対してこれまで以上に効果的な対応ができるようになりました。

更に、1階の調理室と隣接する「世代間交流スペース」では、社協が運営する子ども食堂（みんなの食堂しゃきょう食堂）の更なる充実が期待されるとともに、災害発生時に「災害ボランティアセンター」となる会議室を設けるなど、多機能な活用が出来る施設となっています。また、建物には県産木材を多く使用し、利用される方が木の温もりや安らぎを感じられるようなつくりとなっています。

新しく生まれ変わった地域福祉活動センターが、多くの人々のふれあいと交流の場として、また、安心して暮らすことのできる地域福祉活動の拠点として、たくさんの人にご利用いただけましたら幸いです。