現在の位置

令和4年度施政方針(要旨)

更新日:2022年04月28日

改めて令和3年度を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症の拡大により、様々な感染予防対策や新型コロナワクチン接種の推進などに全力を尽くした1年でございました。

令和4年度も引き続き、未だ事態の収束が不透明なコロナ禍にしっかりと立ち向かい、市長としての職務を全力で全うしていく所存でございます。今後とも市民の皆様の声に耳を傾け、これまで培った経験と実績を礎いしずえとし、夢と希望を未来へつなぐまちづくりに取り組んでまいります。

さて、本市の財政状況につきましては、過去に例のない極めて厳しい時代を迎えています。これまで簡素で効率的な行財政運営の確立と行政サービスの更なる向上を図るため、歳入の確保や歳出の削減、借入金の抑制や基金の積み立て、指定管理者制度や民間活力の導入など、様々な取り組みにより、健全な財政運営を図ってきたところでございます。しかしながら、ここ数年は、歳入は概ね同水準で推移している一方、歳出においては、社会保障経費などの義務的経費の増加や新たな行政需要の増加などを背景に、経常経費が増加することで多額の収支不足が発生しております。

このような厳しい財政状況の中でも、ポストコロナ時代を見据え将来に向けたまちづくりを推進するとともに、少子高齢化社会に向けた子育て支援や高齢者及び障害者福祉のより一層の充実を図ってまいります。また、江川周辺の防災対策など災害に強いまちづくりの推進や、市内小中学校の体育館空調設備整備など将来を担う子どもたちの教育環境のより一層の充実を図ってまいります。

令和4年度の当初予算の編成に当たりましては、5つの重点分野として「安心安全で利便性の高いまちづくりの推進」、「こどもが輝き、安心して子育てができるまちづくりの推進」、「高齢者が健康でいきいきと暮らせるまちづくりの推進」、「にぎわいや活力に満ちあふれる元気なまちづくりの推進」そして「新たな時代に向けたまちづくりの推進」を位置付け、優先的に予算措置を講じたものでございます。

令和4年度も、「桶川市第五次総合振興計画」の将来都市像である「みんなでつくり育む活気あふれる交流拠点都市おけがわ」の実現と、「夢と希望を未来へつなぐ持続可能なまちづくり」に全力で取り組んでまいる所存でございますので、より一層の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

秘書広報課 広報広聴係
住所:桶川市泉1丁目3番28号
電話:048-788-4901(直通)048-786-3211(代表)
ファックス:048-786-0336
メールでのお問い合わせはこちら