令和7年度施政方針(要旨)
平成25年4月、多くの市民の皆様からのご期待とご支援を賜り、市長に就任してから、12年にわたり「夢と希望を未来へつなぐまちづくり」に向けて、様々な事業にスピード感を持って全力で取り組んでまいりました。
特に、コロナ禍の真っただ中で就任した令和3年からの3期目においては、新型コロナ対策に奔走する中、「新型コロナウイルス対策支援パッケージ」を第4弾まで打ち出し、各種給付金の支給や市民生活支援、事業者支援、感染防止対策など、地域経済や、市民の命や生活を守るための様々な事業に取り組みました。
我が国の経済は、昨年(令和6年)の春季労使交渉において、1991年以来33年ぶりの高水準の賃上げが実現し、企業の設備投資は史上最高水準にあるとされています。しかしながら、依然として、物価高騰が市民生活に大きな影響を及ぼしております。
そのような中、本市といたしましては、国が実施する定額減税及び定額減税補足給付金の支給や、市の独自事業として子育て世帯への商品券配布事業、学校給食の食材高騰支援など、限りある資源を有効活用しながら市民生活や地域経済を守るための施策に取り組んでまいりました。
さて、本市の財政状況につきましては、依然として社会保障経費が増加し続けるとともに、物価高騰の影響により様々な経費が増加するなど、非常に厳しい状況が続いております。また、本年4月には川島町との間で新たに一部事務組合が設立され、広域による最短最速でのごみ処理施設整備事業など、先送りの出来ない将来を見据えた事業も着実に進める必要があります。
このような状況にあっても「桶川市第六次総合計画」の実現と「夢と希望を未来へつなぐまちづくり」の推進に向け、必要な施策に取り組んでまいります。
令和7年度の市政の運営に当たりましては、目まぐるしく変わる社会情勢の変化や、多様化する行政需要に柔軟に対応していく必要がございます。
なお、当初予算の編成に当たりましては、第六次総合計画を基本とし、新しい時代を見据え、5つの重点分野として「安心安全で利便性の高いまちづくりの推進」、「こどもが輝き、安心して子育てができるまちづくりの推進」、「誰もが健康でいきいきと暮らせるまちづくりの推進」、「にぎわいや活力に満ちあふれる元気なまちづくりの推進」そして「新たな時代に向けたまちづくりの推進」を位置付け、編成したところでございます。
引き続き「桶川市第六次総合計画」 の将来像である「学び豊かな 笑顔あふれる 幸せ未来都市 おけがわ」の実現に向け、夢と希望を未来へつなぐ持続可能なまちづくりに全力で取り組んでまいりますので、市民の皆様のより一層のご指導とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
秘書広報課 広報広聴係
住所:桶川市泉一丁目3番28号
電話:048-788-4901(直通)048-786-3211(代表)
ファックス:048-786-0336
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2025年04月28日