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令和3年 年頭所感

更新日:2020年12月24日

「コロナ禍を乗り越え明るい未来へ」

明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が、市民の皆様の生活や地域経済にも大きな影響を及ぼした一年でした。市では、感染拡大状況に応じた「新型コロナ対策支援パッケージ(第1弾~第3弾)」を実施し、市民の皆様の生活支援と地域経済の活性化を図るとともに、事業者支援や感染防止対策に鋭意取り組んでまいりました。

また、コロナ対策と合わせてこれまで取り組んできた駅東口整備や道の駅整備、企業誘致など、未来に向けたまちづくり事業を、現在着々と進めております。今年は、いよいよ、加納原地区の企業誘致事業で操業が開始される予定で、安定財源の確保や雇用の創出、定住促進等の効果が期待され、持続可能なまちづくりに向けた歩みが、更に前進することになります。

人間は、お互いの繋がりや触れ合いを通して、生きがいや喜びを感じる社会的存在と言われておりますが、コロナ禍で派生した「ソーシャルディスタンス」、「オンライン」、「リモート」という言葉に象徴されるように、人と人の接触や移動が制限され、これまで当たり前に出来ていたことが出来なくなるなど、新型コロナウイルスは人々の価値観や生活の在り方を大きく変えました。

この度のコロナ禍により、先の予測が難しい不確実性の時代を迎え、これまでにない速さで変化する社会の流れや多様化する市民ニーズを的確にとらえ、柔軟に対応することが、行政にもより一層求められております。行政の変革は一気呵成に進まない部分もございますが、今後、AI技術やIoTの導入・活用など、自治体業務のデジタルシフトを加速させ、様々なリスクに対して柔軟かつしなやかに対応できる行財政運営を進めてまいります。

そして、未来社会の姿である「Society5.0(※)」や、持続可能な社会の実現に向けた「SDGs(※)」の取り組みを進めるとともに、アフターコロナ、更には50年、100年先の未来に向けた「夢と希望あふれるまちづくり」を進めてまいります。

結びに、一日も早いコロナ禍の終息を願うとともに、本年が皆様にとりまして、良き一年となりますことを心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

※Society(ソサエティ)5.0
狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に次ぐ「第5次社会」のこと。IoTにより、サイバー(仮想の)空間とフィジカル(現実の)空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会。

※SDGs(Sustainable Development Goals)「持続可能な開発目標」
世界全体が持続して発展するために、2015年9月の国連サミットで採択された17の開発目標。

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