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「桶川市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。

更新日:2021年11月01日

令和3年10月30日(土曜日)の市制施行50周年記念式典において「桶川市ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。

桶川市では、この宣言により、2050年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにすることを目指し、地球温暖化対策に取り組んでいきます。

宣言内容

地球温暖化の影響とみられる気候変動により、近年猛暑や大規模台風、集中豪雨などの自然災害が国内外で頻発し、各地で甚大な被害が生じています。また、地球温暖化により、地球上の貴重な生態系に大きな影響を及ぼすことも懸念されています。

2015年に採択されたパリ協定では、地球温暖化防止のため「産業革命以前からの平均気温の上昇を2℃未満とし、1.5℃に抑える努力を追求する」との目標が掲げられ、そのためには、「2050年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにすることが必要」とされています。

このような国際情勢から、2020年10月、政府は、「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指す」ことを表明し、2021年5月に改正地球温暖化対策推進法が制定されました。

またSDGs(持続可能な開発目標)においても、「13.気候変動に具体的な対策を」として、気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策をとることとされており、各自治体においても対応が求められています。

桶川市は、脱炭素社会の実現に向けて、限られたみどりを守り、将来の桶川を安心・安全に暮らし続けることができるまちとして未来の子どもたちに引き継いでいくため、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」として、主体的に取り組んでいくことをここに宣言します。

桶川市ゼロカーボンシティ宣言文(PDFファイル:1.2MB)

 

ゼロカーボンシティとは

環境省では、2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表された地方自治体を「ゼロカーボンシティ」としています。

 

実質排出量ゼロとは

実質排出量ゼロとは、二酸化炭素などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と、森林等の吸収源による除去量との間の均衡を達成する(差し引きゼロにする)ことです。

 

この記事に関するお問い合わせ先

環境対策推進課
住所:桶川市泉1丁目3番28号
電話:048-786-3211(代表)
ファックス:048-786-3740
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