「第70回文化財防火デー」の実施について
概要
毎年1月26日は「文化財防火デー」です。昭和24年1月26日に法隆寺金堂壁画が焼損したことから、毎年この日を「文化財防火デー」と定め、文化財を火災、震災その他の災害から守ることを目的とした「文化財防火運動」を全国的に展開し、国民の文化財愛護に関する意識の高揚を図るとともに、文化財の火災予防対策を推進しています。
近年ではフランスのノートルダム大聖堂や沖縄県那覇市の首里城跡の火災により、貴重な文化財が失われています。文化財を災害から守るためには、その所有者、管理者、関係機関だけでなく、周辺の地域住民との連携・協力が必要であることから、「文化財防火デー」を機に、文化財は国民共有の貴重な財産であることを再認識し、防火・防災意識の高揚に努めていただきますよう、よろしくお願いします。
第70回文化財防火デー実施要項 (PDFファイル: 172.4KB)
なお、桶川市では桶川消防署の主催により、下記のとおり、消防訓練を実施します。(見学可)
消防訓練の実施
文化財を火災等から守るため、消防訓練を行うことにより初期消火体制を確立し、市民に対する文化財防火デーの趣旨と火災予防の徹底を図ることを目的として、消防訓練を実施します。
訓練の内容
・日時:令和6年1月25日(木曜日)午前10時00分から午前11時00分頃まで
・場所:桶川市大字川田谷2012番地 泉福寺
・所有する文化財:国指定重要文化財(美術工芸品)木造阿弥陀如来坐像
市指定有形文化財(美術工芸品)泉福寺の銅製釣灯籠
市指定有形文化財(建造物)泉福寺の山門並びに石造仁王像
・参加機関:桶川消防署、桶川西分署、北本消防署、桶川市消防団第9分団、泉福寺
・訓練内容:火災防ぎょ訓練、初期消火訓練
※荒天等のときには中止となる場合があります。その際は改めて同ホームページでお知らせをいたします。
昨年の訓練の様子(火災防ぎょ訓練)
昨年の訓練の様子(初期消火訓練)
- この記事に関するお問い合わせ先
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文化財課 文化財保護係(川田谷生涯学習センター内)
住所:桶川市川田谷4405-4
電話:048-786-4009(直通)
ファックス:048-786-4031
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更新日:2024年01月09日