麻しん風しん混合(MR)予防接種を受けましょう
お子さんの麻しん風しん混合予防接種はお済みですか?近年、大人の麻しんや風しんが流行しました。麻しんと風しんの予防には予防接種が有効です。お子さんが将来麻しんや風しんにかからないためにも、対象年齢になったら、忘れずに予防接種を受けてください。
また、麻しんは空気(飛沫核)感染のほか、飛沫(唾液のしぶき)や接触感染など様々な経路で感染し、その感染力は非常に強いと言われています。
発熱や発疹等で麻しんが疑われる場合は、医療機関に行く前に必ず事前に電話し、医師の指示に従い受診しましょう。
接種方法
対象者
1期 1歳~2歳未満児 1回接種
2期 小学校就学前年度にある児 1回接種(平成30年4月2日~平成31年4月1日生)
1期も2期も接種期間は1年と短いので、対象年齢になったら、早めに予約をして受けましょう。
注意事項
- 定期予防接種は、対象期間を過ぎると無料で受けられません。接種時期になりましたら、実施医療機関(かかりつけの医療機関)に予約をして忘れずに受けましょう。
- 接種当日は母子手帳と予診票を持参してください。予診票は、生後2か月頃に郵送する「桶川市予防接種予診票の冊子」に入っています。
- 転入した場合は、桶川市用の予診票が必要です。母子健康手帳をご持参のうえ、健康増進課へお越しください。
麻しんについて
感染経路
麻しんは麻しんウイルスによっておこる感染症で、人から人へ感染します。
感染経路は空気(飛沫核)感染のほか、飛沫や接触感染など様々な経路があります。
感染力は非常に強いと言われています。免疫をもってない人が感染するとほぼ100%発症し、1度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
発症した人が周囲に感染させる期間は、症状が出現する1日前(発疹出現の3~5日前)から発疹出現後4~5日目くらいまでです。
症状
麻疹ウィルス感染後、10日から12日間の後に、鼻汁、咳、結膜充血、めやに等とともに38度以上の発熱が認められます。乳幼児は下痢、腹痛を伴うことが多く見られます。この状態が数日続いた後、体温は1度程度下がりますが、再び、高熱となり、全身性の発疹が表れて高熱はさらに4~5日続きます。発疹が現れる1~2日前ごろに頬粘膜(口の中の頬の裏側)に小さな白色の斑点(コプリック斑)が出現します。
潜伏期間
約10~12日間
風しんについて
感染経路
風しんウイルスは飛沫感染により発症します。
発症した人が周囲に感染させる期間は 発疹のでる2~3日前から発疹が出たあとの5日くらい前までです。
症状
風しんウィルス感染後、2~3週間(平均16~18日)の後に、発疹、発熱、リンパ節の腫れがあります。2~3日の38度前後の発熱と同時に発疹がでます。全身に広がり3日前後で消えます。リンパ節の腫れは、耳介後部、後頭部などに見られます。
潜伏期間
2~3週間(平均16~18日)
先天性風疹症候群とはどんな病気ですか
妊婦とくに、妊娠初期の女性が風しんにかかると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等障がいをもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。予防接種をうけることによって、成人女性なら妊娠中に風しんにかかることを予防し、または妊婦以外の方が妊婦などに風疹をうつすことを予防できます。(ただし、妊娠中は風しんの予防接種をうけることはできません)
埼玉県では、風しん抗体検査を実施しています。対象者等、詳しくは次のリンクをご覧ください。
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0701/fuusinn-kanzyazouka.html
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健康増進課
住所:桶川市鴨川1丁目4番1号
電話:048-786-1855
ファックス:048-786-0096
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更新日:2024年04月01日