(目的)

第1条　この要綱は、高齢者及び基礎疾患を有する者が新型コロナウイルス感染症に感染した場合、死亡率の上昇及び重症者の増加とそれに伴う医療提供体制のひっ迫につながる可能性があることから、感染拡大や重症化の防止を図るため、行政検査以外の本人の希望により行う検査を対象に桶川市新型コロナウイルス感染症に関する検査補助金(以下「補助金」という。)を交付することを目的とする。

(対象者)

第2条　補助金の交付の対象となる者は、次の各号のいずれかに該当する者とする。

(対象となる検査)

第3条　対象となる検査は、次の各号のいずれかに該当する検査とする。

(検査機関)

第4条　検査を実施する機関は、対象となる検査を実施する医療機関のうちから、第2条に規定する対象者が任意に選定するものとする。

(補助金の額)

第5条　補助金の交付は一人につき一会計年度内に1回とし、その額は、検査費用(消費税を含む。)からPCR検査は5,000円、抗原定量検査は3,000円を差し引いた額(当該額に100円未満の端数が生じたときは、これを切り上げた額)とする。ただし、PCR検査は20,000円、抗原定量検査は7,500円を上限とする。

(補助金の申請)

第6条　補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、医療機関で検査費用を支払った後、次に掲げる書類を市長に提出するものとする。

(補助金の交付等)

第7条　市長は、前条第1項の申請書の内容を審査し、補助金の交付の可否を決定したときは、当該申請者に対し、桶川市新型コロナウイルス感染症に関する検査補助金交付(不交付)決定通知書(事後申請用)(様式第3号)により通知するものとする。

(検査の中止又は変更)

第8条　受給者は、やむを得ない理由により、検査を中止し、又は変更するときは、速やかに市長に報告し、指示を受けなければならない。

(譲渡又は担保の禁止)

第9条　受給者は、受給者証を他人に譲渡し、又は担保に供してはならない。

(補助金の返還)

第10条　市長は、虚偽又は不正な行為により補助金の交付を受けた者があるときは、その者の補助金の交付の決定を取り消し、返還を求めることができる。

(その他)

第11条　この要綱に定めるもののほか、桶川市新型コロナウイルス感染症に関する検査補助金の交付に関し必要な事項は、市長が別に定める。